お金の勉強をするブログ

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。CFP。お金の知識をわかりやすく伝えることを目標に、記事を書いていきます。

マイナンバー 確定申告 超簡単

こんにちは。FPのみかりこです。

確定申告終わりましたか?

確定申告面倒だなぁ‥と思っている人ほど、早めに終わらせているので、この記事は遅いと思いますが、忘備録も兼ねて書いておきます。

 

ここで話題にする確定申告は、事業者がやる確定申告ではなくて、医療費控除やふるさと納税のために、サラリーマンが必要に応じてやる確定申告のことです。

ということで、年末調整をしているリーマンが医療費控除とふるさと納税(寄附金控除)をする方法を語ります。

マイナンバーカードとe-Taxとマイナポータルの連携で恐ろしく簡単に終わります。

ただし、この事前準備が人によっては大変!

まず、マイナンバーカード作りましょう!から始めなくてはならないので、もう家族全員がマイナンバーカードを作っていて、マイナ保険料として登録できている状態を前提とします。(一気にふるい落とし)

 

準備するもの

スマホ(マイナポータルアプリを入れておく)

マイナンバーカード

源泉徴収票

・医療費の領収書(「医療費のお知らせ」だけで済む人はいらない)

ふるさと納税の納税証明書

・通帳(還付金の振込口座)

 

●ポイント1

医療費控除は家族全員の医療費を合計できるので、マイナポータルで家族を代理人設定しておきます(自分が家族の代理人になる)。これで、マイナポータルに家族の医療費の情報がまとめられました。

 

●ポイント2

医療費控除の対象となる、病院までの交通費やその他もろもろ(健康組合からくる「医療費のお知らせ」に記載のないもので医療費控除の対象になるもの)をエクセルに入力しておきます。

↓こちらの「医療費集計フォーム」を使うといいでしょう。

あとで、この.xlsxデータを読み込みます。

 

●ポイント3

マイナンバーカードのパスワードをわかっている。

4桁のパスワードと英数字6文字以上16文字以下のパスワードの2つが必要になります。うちは6文字以上~のパスワードを忘れてしまい、役所に出向きました(笑)

 

これでもう9割方終わったようなものです。

あとはスマホ国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスして、手順に従って操作するだけで完了します。(そうそう、何回もマイナンバーカードの読み込みをするのでカバーなどは外しておきましょう)

白眉だったのが、源泉徴収票をカメラで撮影するだけで、自動で入力される仕組み。これ、ふるさと納税の納税証明書の内容を入力する時にも採用してほしかった。入力が意外とちまちまと大変でした。

これまで医療費控除は、領収書をかき集めて、電卓を叩いて、エクセルにまとめたりと大変だったが、マイナポータルですべて管理されちゃってるので(交通費とかは別途入力が必要だけれども)簡単以外に言葉がない。

公金口座の連携ももうされているので、これからもっと簡単になることは間違いないでしょう。

自営業者やフリーランスインボイス制度で確定申告の難易度が急上昇すると思うので、あくまでもリーマンの確定申告の話でした。