数字みてると眠くなる

1級ファイナンシャル・プランニング技能士。AFP。お金の知識をわかりやすく伝えることを目標に、記事を書いていきます。

努力すればするほど失敗するのが「子育て」である。

我ながら名言だなあ~~。

そのくらいこれを痛感したのが、子育てで二番目くらいの関門、トイレトレーニングである。

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やりました。

3歳になっちゃったので、もういい加減にオムツくらいはずれてくれないとねえ‥ということで、ネットでどういう方法が一番いいのかいろいろ調べました。

できれば短期決戦でできるものはないかと。

するとありました。

心理学者N・アズリン博士とR・フォックス博士が提唱した方法「1日でおむつがはずせる」

けっこう有名な方法らしくて、ネットではこれを実践した体験談なども数多くあります。

実際は3日くらいで成功する場合が多いらしいので、私も週末を利用して3日間をトイレ集中トレーニングにあてたわけです。

 

で、結論を言うと、2勝18敗。

18敗というのは18回おもらしをしたということです。

2回の成功も今思えば偶然だったという気がひしひしとします。

誤解ないように言えば、この方法がダメだったというわけではありません。

まず、この方法が向かない子もいるし(たぶんうちの娘)、この方法を守ってやったわけではないので。

そもそも、娘は3歳を過ぎて自我が発達し過ぎているので、親が「やらせる」ことを素直にやってくれるようなことがまずない。

よって、この本に書かれているような訓練を忠実に実践することは不可能でした。

たとえば、一番最初に人形を使って、おしっこする行為を実演するのだが、人形がなかったため、ぬいぐるみを使ってやったのだが(これがもうダメだったのかも)

「○○ちゃん(ぬいぐるみの名前)は、おしっこしないよ~」の一点張りで、取り合ってくれない。

また、15分おきに便器に座るという訓練。

こんなこと、うちの娘がやるわけがない。

よって、かなり端折って、さらに所々自己流で行ったのだが(この時点でこの本に書いてある成功はないのかもしれんが)結果は散々であった。

ただ一つ面白かったのは、「おまるダッシュ」なるものがあって、おもらしをした場所からおまるまでダッシュして、パンツを脱いで跨って、またパンツを履くという訓練を数回行うのだが、これをうちの娘は喜んでやっていた。ゲームのようで楽しかったみたいだ。よかったのはそれだけ。

 

この3日間のトイレトレーニングは親の負担がハンパない。おもらしの片付けが大変というのもあるが、それ以上に、3日間家に篭りきりというのがかなりくる。

お互いストレスが溜まって些細なことで腹を立て、気分が滅入るのだ。

 

そして私は勘違いをしてしまった。

「今(この3日間)頑張れば、オムツが取れて、肩の荷が下りる」と思ってしまったのだ。

そして頑張ってしまった。

最近じゃ一番頑張ったんじゃないかと思うくらい頑張ってしまった。

結果、お互いに疲れきってしまっただけ。

いや、このトレーニングをやる前より悪化させてしまった。

娘はおまるに跨ることを拒否するようになってしまった。

努力が報われないどころか、努力したせいで悪くなってしまった。

 

不思議なもので、人間努力して結果が出ないと、努力し足りないと思ってしまう。

だからさらなる努力をする。

そして結果が伴うとほっとする。

ああ、やっぱり努力が足りなかったのだと。

大抵のことはそれで正解なのだが、子育ては違う。

努力は時に、子供にとってはあつかましい。

 「これだけやってやったんだから‥‥」

尽くす女がときに重たくなって嫌になる男の心理に近い?

 

どこかに努力の見返りを期待している親。

自分が子供の頃を想像して、これほど反発したくなることはないだろう。

努力と感じてしまうのは、自分に無理しているからで、それは親の感情を天才的に察知する能力がある子供にはすぐにわかってしまう。

これがよくある、親の期待(親の努力)に背きたがる子の心理であり、期待が強ければ強いほど、子供はその重圧で潰されてしまう。

 

じゃあ、どうしたらいいのか。

トイレトレーニングの話に戻すと、結局また元の「オムツに垂れ流し」に戻ってしまったわけなのだが、ここで新たな発見をした。

先に「オムツが取れると肩の荷が下りる」と書いたが、「肩の荷が下りた」のはまたオムツに戻した時だった。

オムツを着けていたほうが断然楽で、パンツにした時の外出がこれほど大変だとは思わなかった。

まったくお漏らしをしなくなった時にようやく楽になるのだろうと思った。

そう思うと、もう少しオムツでもいいんじゃないか、楽させてもらう期間が長くなって、かえって有難い。。。

などと考えたら、トイレに関するイライラが消えたのだ。

 

「おまるに乗っても乗らなくてもいいよ」というスタンス。

 

そうすると不思議なことに、娘にも伝わるようで、

嫌がっていたおまるに2回に1回くらいの頻度で自分から跨るようになった。

 

ああ、これだ!と思った。